日本一の峠、大弛峠ヒルクライムに挑戦!
山梨には、日本一が沢山あります。
日本一の山、富士山。
日本一の峠、大弛峠。
これは行かんとイカンという事で、行ってきました!
大弛峠は戦国ヒルクライムのコースでもあります。もちろん総合24位以内だったら武田24将の称号と24将ジャージが贈呈されます。ほしいっっ!
山梨のヒルクライムコースでは文句無しの難易度MAX☆5つです。
ルートは、昇仙峡から乙女高原~焼山峠を超えて大弛峠へ向かうルートと、塩山から大弛峠へ向かうルートがあります。
今回は前者で行きます。
昇仙峡ラインから昇仙峡へ。
昇仙峡ラインは緩い登り(3%くらい)だけど、K山氏、27キロくらいでガンガン飛ばす。はえぇ、ちぎれてしまうぜ。
この辺は岩山らしく景色がいいです。
小気味の良いアップダウンが続きます。K山氏はアップダウンが苦手らしく、少し遅れます。逆にこっちはアップダウンが得意なのでコツ?などを少々。
アップダウンだけにかかわらず大事なのは、なるべくケイデンスを変えず、細かく変速すること。脚を使わず、パワーを維持する。これが一番大事。変速、ぺダリング、体の使い方、骨で踏むなどなど、色々あるけど。最近その辺の知識が点だったのがやっと線でつながってきた感がある。この辺がちゃんとできたらエコノミーが上昇するんだろうなと思う。
イメージは、成るべくガソリンを使わず、燃費のいい走りをしようぜ的な感じかなぁ。
そんなことはどうでもいい。いやー景色よ!
橋!
途中のロッジでアクエリアスを補給!
クリスタルライン入り口!
標高1500位。景色いい!
トンネルを抜けると、そこには
金峰山の山小屋。
補給が足りなさそうだったのでカレーを食す。うまい!焼き菓子も食す。これまたうまい!
外に自販機もある。ここを過ぎると、もう補給できるところはない。
ここから大弛峠まで14キロ程。
焼山峠は勾配9〜11%くらい。キツイ。
延々と登る。
まだまだ登る。
標高2100ちょいくらいで、道路脇に水を汲めるところがある。K山氏が顔を洗っていた。水も冷たくてすげー気持ちいってさ!
そんなこんなで頂上@標高2365m。
ちなみに塩山からここまでタクシーで11000円で来れるらしい。
頂上から少し階段上って大弛小屋へ。
登山客たくさんいた。頂上で飲む300円のコーラ、沁みるわ。
大弛峠の下り、何人かのヒルクライマーとすれ違った。なんだろう、挨拶の声が心なしかみんな大きい気がするw
帰り、乙女湖から塩山へ下る。塩山からくるルートは、斜度8%くらいでずっと登り。後者のルートは金峰山荘まで補給するところがない。距離は短いけどその分きついかもしれない。ボトル2本体制&補給十分で挑むべし。
さて、K山氏の一声で〆のフルーツ公園へ。いつもフルーツ公園ヒルクライムですべてを出し切る。
今回は脚もなく、体力もヘロヘロ。限界の向こう側まで追い込む。
灼熱の中、アウターダンシング縛りを強行。恋人たちの聖地、フルーツ公園をふらふらと登っていく。
フルーツ公園のラスト、斜度13〜4%の600mほどの登り。もちろんシッティングで気張る、まじ吐きそう、暑すぎて、疲れすぎて、ぶっ倒れそう、意識が朦朧としながらも登る。気力を、体力を、滝のような汗を、すべてを出し切って登った。
K山氏曰く、大弛峠よりもきつかったらしいw
はじめて昼にフルーツ公園をヒルクラム。こんな感じなんだね〜
頂上でgiant@escapeさんとおしゃべり。ほったらかし温泉に行くらしい。K山氏が連絡先ゲットしてた。そのうち一緒に走れたらいいな。
フルーツ公園からの帰り、甲府まで14km、もちろん千切り合い。45~50キロくらいでガッシガシ踏む。限界がきて、コンビニ休憩したら足が痙攣しまくってたw
◆コース
◆高度
◆ログ
走行距離 118.6km
走行時間 7:09
平均心拍 119bpm
最大心拍 179bpm
平均時速 16.7km
最大時速 57.4km
獲得標高 2511m
消費エネ 3754kj
最低気温 17°C
最大気温 41°C
最大心拍と最大時速は大弛峠じゃなく、フルーツ公園から甲府までの帰路で更新したってのがもう、ね。
◆余談
大弛峠は本当に楽しかった!
スバルラインとかスカイラインもいいけど、もう有名過ぎて、完成されてて、お膳立てがされたレールの上を走ってるような感じがする。いや、ロケーションは最高だし、世界遺産だし、それはそれで安心感あっていいんだけどね。
大弛峠は、なんつーか、何が起こるかわからないハラハラ感がいいw
また、行きたいと思った。