ワイヤー式ディクスブレーキのフロントの違和感
以前から調子がよくないシクロ用ワイヤー式ディスクブレーキBR-CX77。
某オークションサイトで買ったときから、リアブレーキとの効きの差に少しだけ違和感を感じていました。
はじめは小さい違和感だったのですが、経年劣化と共にだんだんとその差が大きくなり、無視できなくなりました。
◆違和感の正体?
ショップに持ち込んで相談した結果、どうしてもフロントとリアで効きの差が出るようです。
BR-CX77はワイヤー式のブレーキなのですが、フロントとリアではフロントのほうが制動力が強いのは当たり前だそうです。(CAADXはフロント160mm、リア140mmのディスクがインストールされている点からも、フロントが強いのは明らかです。)
前後ブレーキの遊びを同じにしても、フロントのワイヤーは短く、リアのワイヤーは長いため、ブレーキをかけた時のワイヤーの伸びで、フロントのほうが強くなります。
また、油圧ブレーキも、ワイヤー式のブレーキと同様にフロントが強くなるようです。理由は、リアのほうがチューブが長いから。
その場合は、リアだけオイル量を調整して差を埋める、などの対応が必要になります。
しかしながら、そもそもシクロクロスという乗り物自体、ブレーキが緩めのセッティングになっているようなので、あまり効かなくてもいいらしいのです。(それでもロードバイクのキャリパーブレーキよりは断然強い制動力があります。)
たしかに、キャニオンのMTBの油圧ブレーキはフロント、リア共に抜群に効きます。(Shimano DEORE XTだからグレードが違うというのもありますが)違和感を全く感じません。
フロントとリアを全く同じ効きになるように初めからオイル調整されているのであれば、キャニオン!素敵!抱いて!ということで、それまでですが。
そうなのですが、なんかこう、ん~そうだけど、どうしても、そうじゃない何かがあるような気がしてなりません。
違和感がフロントとリアの機構による効きの違いだけでは納得できず、思い切って分解してみてもらうことになりました。
2、3日後に何かしらの結果が出るようです。
単なる気のせいなのかなぁ。