富士チャレンジ200 諦めたらそこで終了ですよ 前編
シルバーウィーク1日目、バリバリの雨予報だけど、富士スピードウェイまで70キロくらいなので、自走で会場まで行くことにした。
3時半過ぎに出発。路面は濡れてるけど、雨降ってない。 甲府から20号を笛吹方面へ、そこから御坂みちを。
緩やかな登りがひたすら続く。淡々と進んで行くと雨がパラパラ降ってきた。気にしないで進んで行くと、雨足がどんどん強くなり、激しくなる!
あ、これあかんやつや…堪らず道路脇の雨を凌げそうなところに避難。5分ほど待ったけど、止む気配なく、さらに強くなる。
ここまで1時間弱。引き返そうか迷ったけど、20数キロ進んできたし、1時間濡れながら帰っても進んでも大差ないって自分に言い聞かせて、進む。
道路は川のようになっていて、靴も靴下もぐしょぐしょ、一応変えの靴下も持ってきてるのでまぁ気にならないけど。
ショートカットと束の間の雨宿りを兼ねて、御坂峠ではなく、御坂トンネルを通ることにした。
いつもは交通量多いし狭いのでトンネル通るのは極力避けるんだけど、全然車通ってないし、トンネル内の空調で服が少し乾いたのでだいぶ気が楽になった。
3つほどトンネルをくぐり、下り、河口湖へ。
雨止む気配なし。
河口湖大橋手前にセブンイレブンがあるんだけど、なんと、看板が白黒で色がついてなかった。聞いた話によると景観を損ねないためらしいよ。
紫色の吉野家といい、オリジナリティがありますな。
そこから富士吉田を超えて、しばらくすると、とんでもない土砂降りになった!濡れてるとはいえ、流石にキツかったので、コンビニへ避難。
あったかいコーヒーを買って一息つく。こんだけ降ったら中止なんじゃ…?淡い期待を込めて大会HPを開くと、開催しますって書いてた…。落雷が落ちるとかじゃない限りやるんだってさ。
…コーヒー飲んで我に帰ったのか、DNSしようかなと本気で悩んだ。
だってこんな雨の中200キロも同じところをグルグル回って何が楽しいんだ?スリップや落車のリスクあるし。辞めといた方がいいんじゃない?酔狂にも程があるわ。
大会HPを検索してるときに、2010年の富士チャレンジ200の記事をたまたま見つけて、その年も雨だったけど、2000人近く集まったって書いてた。
…なんか勇気もらった気がした。
よし、行こう!
何より今年の富士チャレンジは今年しか走れないし、補給食、粉飴入りスペシャルボトル、こんだけ用意したのにDNSして破棄してる絵を思い浮かべて、ありえねえって思っちゃったし。
そうと決まれば早い。脚の温存とか頭の片隅にも無くなって、会場まで飛ばす。
勢い余って東ゲートまで降っちゃったので、西ゲートまで2キロ近くのヒルクライム。そんなこんなで8時前に会場に着いた。
ランネットの富士チャレンジのページに自分のゼッケンNoが書いてあるんだけど、指がふやけてスマホの指紋認証がエラーになるし、画面のタップが反応しない。悪戦苦闘して、受付終了。ピットイン完了
一つのピットで100人くらい使うらしいんだけど、その半分もいなかった。
9時からキッズレースがあった。
なんか、和んだ。
準備に取り掛かる。
靴下を変えて、ゼッケンつけて、1000キロカロリー近く補給して、BCAA飲んで、トイレに行って、完了。時間になったので整列する。
さて、どうなるか…ワクワクしてきた!