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TIME乗りのヒルクライマーなつぶやき

セカンドバイクの買い替えを考える、その1

セカンドバイクってなんやねんってなると思うので、セカンドバイクを定義しておきます。

セカンドバイク=普段乗りのツーリング・練習用自転車。対義語は決戦用バイク。

たっっくさん乗ることになる、まさに自転車乗りの人格を作るうえで欠かせない存在。だから、めちゃくちゃ悩む。

 初めて買ったロードバイクはTCR。今やセカンドバイクになっています。

 

◆予算

TCRはアルテグラ完成車で29万。だから次に買うセカンドバイクも30万以下の予算で。よくも悪くも初めに買ったバイクが基準になるよね。

 

◆ジオメトリ

TCRのジオメトリに近いものを。特に気になるのは、トップチューブヘッドチューブシートチューブ

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トップチューブはステムである程度補正できるけど、120mm以上のステムはさすがに見た目がアンバランスかなと思う。けど、サイズが大きくなると重量が増すので、ヒルクラムには少し不利になる。軽いと加速もいい。だから、個人的にはちょっと短いくらいがいいかなと思う。ロングライドでも上半身が疲れにくいしね。大体、身長175cmだと、大体530~545mmくらいかな。

ヘッドチューブはハンドルの高さを決める重要なファクター。レーシーな乗り方だと、空気抵抗をより減らすため、ハンドルを一番下まで下げるけど、下げるは限界があるから、ここはかなり重要。ステムの角度で調整できるけど、やりすぎてトップチューブの角度とバランスが変わると美しくないし(一般的にトップチューブの角度と同じ角度でトップチューブの延長上にステムがついているのが美しいとされています。)。乗り心地は悪くなるけど、まぁ慣れる。TCRはエンデュランスモデルじゃないし、買うときに200kmくらいはまぁ走れるかなって店員さんに言われたけど、実際200km以上何度も走ったことがあるので、あんまり差はないと思う。タイヤとか空気圧変えるだけでも乗り味はだいぶ違うし、やっぱり乗りたいデザインの自転車に乗るのが一番だよ。また、個人的には下ハンの握りやすさにも影響すると思う。下ハンを持った時のポジションの良し悪しもハンドル高さで決まるからね。理想は、体を全く動かさずに、手の位置だけを変えて下ハン、ブラケットにスムーズに移動できる位置。

シートチューブはサドル高を決める。股下から基準通りの高さのサイズを選ぶのが無難。サドルの取り付け位置を前後させて微調整はできるけど、あくまで微調整だから、例えば、サイズが小さいと、サドルを限界まで後ろにつけたら、それでも上半身が窮屈だと感じたら、あとはステムを伸ばすしか選択肢がなくなる。それとペダリングクリートの取り付け位置にまで影響を及ぼす。サドル高と上半身のポジションを決めたら、クリートを一番後ろにしか取り付けられないなんてこともしばしば。また、よく街中とかでサドルがえらい高い自転車を見かけるけど、下死点で脚が伸び切って踵が不自然にカックンカックンなっている。アドバイスしたい衝動に駆られる。膝痛めるし、パワーがちゃんと伝わってないからもちっとだけ下げようよって言いたくなる。それでもたまに速い人もいるから大きなお世話なんだろうけどね。サドルを前後に出しすぎると、サドルレールに変な負荷がかかるので、マジでよくない。ぽきっと逝くよ。

 

◆材質

簡単に言うとアルミかカーボンか。TCRはカーボンなので、ロードバイクだったらカーボン。シクロクロスだったらアルミでもいいかなと思う。今やどっちもあんまり差がないと思うけど、軽いほうがいいならカーボン。頑丈さを求めるならアルミ。ちなCannondaleだったらアルミかな。ほかにもクロモリ、チタンとかあるけど、クロモリは乗り心地はいいらしいけど、重いし錆びる。チタンは高いのでセカンドではないかな。

 

コンポーネント

CAADXは105、TCRアルテグラだけど、正直そんなに差はないと思う。それは重量とか変速性能とか上位モデルのほうがいいに決まっているけど、慣れればぜんぜん気にならないレベル。とはいえ長時間乗っていると少しの引っ掛かりが気になるので、ロードだったらできればアルテグラがいいなぁ。ただ、機械式にしようとは思わない。なんでかって?決戦用がSram Red etapなので、差別化かな。というか、機械電動式は一台あればいいだろ。高いし。それに練習で楽してもしょうがないじゃん。

 

◆ホイール

マジでなんでもいい。WH-RS11でも、キシリウムでも、レーシング9でも、ゾンダでも、ZIP202でも。~6万くらいでいいんじゃないかな。重いホイールだとそれはそれで練習になるし、あんまり剛性がない、やわらかいホイールのほうが膝痛めなくていい。見た目と費用対効果で選ぼう。あ、強いていうならクリンチャーっすね。

 

◆タイヤ

これはケチってはいけない。転がり抵抗はとりあえず無視して、耐久性、耐パンク性の高いタイヤを履くべきです。だってライド中に頻繁にパンクしてたらマジ醒めるよね。23Cを普段から履いている人はいいけど、出来れば、25C以上がいいと思う。カーブも曲がりやすくなるし、乗り心地が全然違うから。マジで別な乗り物になるよ。ちなみに28Cのコンチネンタル4シーズンを履いています。まだ、どうでもいいか。

 

◆パワーメータ

これは正直悩む。10万円以下片足パワーメータにするか、15万くらいの両脚パワーメータにするか。決戦用バイクには両脚用のRotor Powerがついているので、片足でもいいかなぁと思う。ペダルはどうしても、TIMEがいいので、ペダル型のパワーメータは選択肢にない。StagesPowerを使っているんだけど、すこし不満があるので、もしかしたら変えるかもしれない(不満についてはまた今度)。けど、これはセカンドバイクを買った後からでもどうにでもなるので、とりあえずはいいか。

 

ゴタクをグダグタと述べたけど、選定基準は、まぁ、こんな感じです。そんなこと言っても一目惚れとかするとゴタクとかかんけいなくなっちゃうんだよなぁ。

次は、目をつけたバイクを紹介していきたいと思います。